蓄電池

蓄電池を使っている私が「蓄電池を使ってみてわかったこと」お伝えします!


蓄電池を実際に使ってみて

「平常時」「災害時」の両方を考えて、「もしも」に備えられるのが蓄電池の大きな魅力です。

北海道に住む誰もにとって、一番怖いのは「冬の災害」ではないでしょうか?

そこで、蓄電池を購入して実際に使っている私が、その感想をお伝えいたします。

我が家の太陽光パネルは、無落雪屋根に架台を使用して屋根から浮かせて、雪が落ちるように傾斜を強めにして設置しています。この設置方法はかなりこだわっています。システム容量は、5.31kwです。

パワコン・蓄電池は屋外に設置しました。

冬の寒さに耐える蓄電池の設置方法

蓄電池は、実は寒さに弱く-20℃でも稼働する製品はありますが、少々お高いのも事実です。

その点、当社でも取り扱いしているLOOOPでんちはお手頃価格ですが、±0℃までが動作する下限です。その性能を補完するため、北海道オリンピアオリジナルケースを使用して設置しました。

更に150Wのヒーター使用して、±0℃以下にならないように自動制御装置を使用して、温度を保つようにしています。(おそらく日本初)

※オリジナルケースにご興味のある方はぜひご相談くださいね。LINEからも相談可能です!

私の家での発電実績

さて、初年度の発電量はいかに!?

発電量
(kwh)
消費量
(kwh)
自給率
(%)
2月24525695
3月627556112
4月761486156
5月761433175
6月668435153
7月698492142
8月643569112
9月629477131
10月521498104
11月32551962
12月25455445
1月29755753

(※2月は途中からです)

工夫したのは、パネルの置き方と、先ほど説明した蓄電池の設置方法です。
これで、冬も発電量がゼロではないことが証明できました。

5月が最大発電量で、12月が最小発電量ということがみてとれます。実際に運用してみると、発電量は必ずしも気温とは関係がないこともわかりました。(もしかすると、気温が高い夏は発電効率が落ちているかもしれませんが…)

オール電化住宅で停電した場合どこまで自給自足できるのか

やはり気になるのは「停電時の自給自足はいかに」ということではないでしょうか?

セミ電化の場合

セミ電化住宅(※)で暖房・給湯は灯油、その他電気のハイブリットの住宅ですが、最悪でも50%の電力はまかなえているので、冬季に停電になっても暖房と給湯、それに照明は十分使えそうです。

※セミ電化住宅・・・給湯や調理は電気、その他は電気以外など、一部のみ電気の住宅

オール電化の場合

オール電化の場合は、停電時の暖房までをまかなうのは厳しい可能性もあります。

もし、停電時の暖房まで「いつものように」使いたい場合は、暖房として活用できる寒冷地仕様のエアコンの導入もおすすめです。

オール電化で1番の問題は、暖房が使えなくなることかもしれません。

※ちなみにひとつの情報として、現在北海道電力ではエコ替えキャンペーン中で、蓄熱暖房をお使いの住宅で、暖房エアコンを設置すると5万円の補助がもらえます。今がチャンスです。

蓄電池を「有効活用」するには

蓄電池のメリットは、目的に応じて様々です。たくさん貯めておきたい方、非常時にも安心レベルを上げたい方には、最新式のハイブリットタイプで出力が大きいタイプのほうが利便性がいいでしょう。

太陽光パネルと蓄電池で、でんきの自給自足をご提案している当社ですが、やはり生活において「何を重視するか」が大切です。

停電時に備えて、いつも通りの生活をするとなれば、暖房と給湯はガスor灯油が良いという場合もあるのかもしれません。

結論から言えば、太陽光システムはハイブリット、熱源もハイブリットがよいのではないでしょうか。

オール電化の方は給湯をガスや灯油に変えるのもひとつの手かもしれません。当然、買い替えにはコストがかかるので、機器の寿命も見ながら、場合によっては現状維持もベストな答えかも知れません。

北海道で蓄電池を設置するなら「屋内」か「ヒーター付きで屋外設置」

冬は寒く、夏は本州並みに暑い北海道。気温差に耐えながら、最大限に太陽光パネルには動いてもらいたいものです。発電した電気を貯めて使うのが、これからの太陽光パネルの生かし方です。

冒頭でも書きましたが、おそらく日本初の「北海道オリンピアオリジナル蓄電池ケース」を作ることになった理由は、そのままでは屋外設置に耐えきれないからでした。

当初私も、最初は屋外設置をしていましたが、ケースに収納だけではやはり寒さに耐えきれず充分に動かなかったのです。

そこで、屋外設置の場合は150ワット程度のヒーターをつけるか(私の家での使い方です)、屋内で設置をお勧め致します。 

まとめ

平常時、非常時を問わず、家のライフラインの見直しはトータルで考えたいものです。やはり実際に使ってみなければわからなかったことが多数ありました。もし今、この記事をお読みの皆様がプランで迷われていたら、いろいろな熱源を組み合わせを変えて、実際にシミュレーションしてみることをお勧めします。もちろんご相談いただければシミュレーションをご一緒します。(LINEからお気軽にご相談ください)

①太陽光パネルと蓄電池は、置き方を工夫すれば冬の北海道でも充分発電・自家消費に回すことができる

②熱源をうまく組み合わせれば、非常時にもたくさんのライフラインを守ることができる

この記事でお伝えした上記のことが、参考になりましたら幸いです!

小冊子「蓄電池で損をしないための5つのポイント」

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ABOUT ME
宮本 典英   北海道オリンピア株式会社 代表取締役
5年ほど前に仕事をさせて頂いた方に、北海道を元気にする活動を紹介され、それから北海道の環境や価値を改めて勉強する機会を得ました。当社では先代から廃食油を燃料とすることでCO2削減をする活動をしており、更になにか出来ないかといろいろな目線で省エネ、再エネ、リサイクルを見直しております。  技術革新と共に変わりゆく条件の中、最適と思われる提案ができるように日々情報収集をしております。電気、ガス、油、いずれもすぐに使用をやめることは出来ません。しかし、電気は自家生産・自家消費が唯一家庭で出来るエネルギーです。エネルギーのベストミックスを提案することをライフワークと思い、これからも活動していきたいと思います。最近は、インフラ整備にも興味を持ち、以下に迅速に負担なくインフラ点検ができるかを考え、ドローンを活用したインフラ点検事業をはじめました。この北海道で生まれ育った私は、北海道を元気に住みやすい安心安全な場所として守って行きたいと思います。 趣味 ゴルフ、読書、映画鑑賞