蓄電池

【2023年版 家庭用蓄電池の選び方】機能・価格・容量・寿命は!?製品選びの参考情報お伝えします!

蓄電池の導入を検討されているお客様と話していますと、「どのくらいの容量の蓄電池を選んだら良いのかわからない」「どのメーカーを選ぶべきかわからない」とご相談いただきます。

蓄電池のメーカーも国内外様々、発売されている容量もさまざまです。容量と価格だけで選ばれますとご家庭の生活スタイルに合わない可能性もあり、注意が必要です。

そこで今回は、家庭用蓄電池の選び方と、今人気の蓄電池についてお伝えいたします。それぞれの違いを踏まえてお選びいただければ、あとから「こんなはずでは・・・」ということも起こりにくくなります。
ぜひ、蓄電池選びの情報収集にお役立てください。

※この記事は2023年8月時点の情報で構成しています。

家庭用蓄電池には様々な機能・仕様があります

最適な蓄電池は、

  • ご家庭での月々の電気使用量
  • 太陽光パネル設置済みか?これからか?
  • 太陽光パネルの発電容量は?
  • 設置後の「アフターサービス体制」の重視度合い
  • 価格重視? 品質重視?


これらの条件で変わってきます。
ご家庭での蓄電池選びにぜひお役立てください。

比較するポイントは?ここをチェックしたい!
機能①特定負荷? 全負荷?
機能②単機能型? ハイブリッド型?
価格100〜250万円  ※製品・条件により変わります
容量4〜16.6kWh 
寿命5,000〜12,000サイクル
(サイクル=蓄電池が充放電を繰り返しできる回数。
蓄電池の期待寿命年数を表す指数)
メーカーのサービス体制国内メーカー・海外メーカーによるサポートの違い

機能① 特定負荷? 全負荷?

聞き慣れない言葉かもしれません。「負荷タイプ」が2つあります。
特定負荷か、全負荷かによって、停電時に使える電気量が変わります。生活に直結する部分ですね。

負荷の方式停電時にどれだけ使えるか?に違いあり
特定負荷100Vのみ使用可。一部の負荷のみで、
停電時はコンセント1つ分程度の電気が使える。
全負荷200Vの電気機器を使用可能で、
非常時も日常に近く電気が使える。
200Vのエアコン、IH、エコキュートなどもOK◎ 
特定負荷と比較すると高機能で、電気工事の内容も変わるため価格は特定負荷よりも高め。

※価格は蓄電池の容量など複合的な組み合わせで価格が決まる。日常的に電気を多く使うご家庭など、環境によっては「いつも通り使える」とまでは行かない場合もありますので、どの家電をどれくらい使えそうかシミュレーションしておくと安心です!

「停電時も家族の暮らしをいつもどおりに」といったご希望でしたら、「全負荷」タイプが安心です。
ただし、それぞれの負荷タイプで留意点、メリット・デメリットがあります。
現在の今のご家庭の状況によって変わりますので、迷われましたらご相談いただくと安心です。

機能② 単機能型? ハイブリッド型?

蓄電池を使うためには、「パワーコンディショナー」といって、「蓄電池に溜めてある電気を家庭で使える電気に変換するための機械」が必要です。

その機械は、従来、太陽光発電用と、蓄電池用と2台必要でした
最近は「ハイブリッド」型、つまり、たった1台で太陽光パネルと蓄電池両方を動かせる新しいタイプの「パワーコンディショナー」がつく蓄電池も増えてきました。
太陽光発電システムを設置して年数が経っているお客様からは、「そろそろパワコンの買い替えタイミングだったので、1回で新しくできてよかった」とのお声をいただきます。

停電時の出力と、必要なパワコン台数に違いあり!
単機能型■蓄電池専用パワーコンディショナーがつく製品。
■太陽光パネル用と合わせて2つのパワコンが設置される
■初期費用はハイブリッド型に比べると安め。
■10〜15年サイクルで2つのパワコンの交換費用がかかる。
ハイブリッド型■太陽光と蓄電池の機能を備えたパワーコンディショナーがつく。
■パワコンの交換費用は今後1台分のみ。
■電気の変換時のロスが単機能よりも少なく、出力が高いため、同時に多くの電気を使用可能。
■既存の太陽光システムとの相性あり。
※使用条件、環境により最適な製品が変わります。

パワコンにも寿命があります(一般的に10年〜15年と言われています。メーカーによります)。
すでにご家庭に太陽光発電システムがあり、設置からの年数が経過している場合は、蓄電池の導入のタイミングでパワーコンディショナーを1台に集約できます。

価格的にはハイブリッドタイプの方が初期費用がやや高めではありますが、パワコンの交換費用も考慮した上でお選びいただくのが良いでしょう。

パワコンの交換費用はいくらくらい?

さきほどパワコンにも寿命があるとお伝えしましたが、近年は、メーカーの保証期間も長くなっているので
以前よりは維持費用も押さえられるようになってきました。メーカー保証期間内の場合は無償で交換可能です。設置から15年以上経過している場合は寿命と考えるのがよいでしょう。

保証期間終了後の交換費用は30〜40万前後(メーカーによる)


費用の内訳(目安)です。

  • 工事費用 10〜15万
  • パワコン本体価格 (メーカーにより) 7〜25万円


工事費を含めますと、約30〜40万円程度が一般的です(諸条件により変動することがあります)。
購入後の「保証期間内」の交換をおすすめします。

太陽光発電システム設置済みの方、パワコンの性能は落ちていませんか?

今現在、蓄電池購入をご検討のお客様でよくあるケースは、太陽光発電システムを設置後10年前後経過し、パワコンの性能が落ちてきて本領を発揮できず、発電量が少なくなっていることです。
そのような場合は、ハイブリッド型が選択肢に入るでしょう。

ここまでを一旦まとめますと、中長期的なメンテナンス費用や「停電時の安心度」を考えますと全負荷×ハイブリッド型がおすすめです。

全負荷対応・ハイブリッド型を選べる製品シリーズの一例です。

・長州産業 Smart PV Multi 
 ※蓄電容量は6.5kWh/9.8kWh/16.4kWhタイプがあります。(2023年8月現在)

 ▼こちらの記事でもご紹介しています。

上記はあくまでも一例です!どの製品が良いについてはご家庭の状況によって変わります。
ここでは参考情報となれば幸いです。詳しくはお気軽にお問い合わせください。

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価格が安ければ良い?


蓄電池の値段はメーカーによってさまざまで、100万円〜250万円前後。(+工事料金がかかります)導入にはコストが掛かりますので、とにかく費用を抑えるため、リーズナブルな商品をお探しのお客様もいらっしゃいます。もちろん、価格を抑えて設置したい方へはご相談に乗らせていただいています。

コストがかからず高品質ならば言うことはありませんが・・・蓄電池は電池は何度も購入し直すものではありませんから、「価格」だけでお選びいただくことは、実はあまりおすすめできません。

国産より海外メーカーのものでよりリーズナブルなものもありますが、万が一の際はサポートまで時間がかかる場合があります。何を重視するかによって最適な答えは変わります。
「安心」にもコストがかかることをふまえて、最適な蓄電池をお選びいただくのが一番と考えています。

最適な「容量」の選び方

蓄電池は、一般的には4kWh程〜大きなものでは10kWh。さらに大きな容量の蓄電池もあります。
大型の蓄電池は、溜めておける電力量が増え、停電時の安心感も増します。

では、とにかく大容量の蓄電池が最適かというと、そうでもありません。最適容量はご家庭の使用電力によっても変わってきます。「どれくらい太陽光発電できるか」、つまり太陽光パネルの設置容量に見合った蓄電池選びが大切です。

1日に必要となる電気量について、考えてみましょう。

1日に「最低限これだけは必要」な電力消費量を考える

北海道で一番光熱費が高くなる時期といえば冬。最近では夏場もエアコンが手放せず消費電気量が増えていますが・・・自然災害が日本中どこで起きてもおかしくない今、もしかすると真冬や猛暑のピークに、停電となるかもしれません。

そんなとき、最低限どのくらい電気があればよいのでしょうか。

もし、
冷蔵庫400W
エアコン700W
テレビ200W
スマホの充電5W×4台

これらをすべて5時間使用すると仮定しますと、1320kWh×5=6.6kWh 
停電のとき、湯水のように電気を使わないように少し節約しておけば、6〜7kWh前後の容量があれば1日程度、電気を止めずに過ごせるでしょう。ご家族の人数が少なければ、さらにゆとりが生まれます。

必要な電気の量に合わせて大型の10kwh以上の蓄電池を選ばれる方もおられますし、費用をできるだけ抑えて非常時にも最小限の電力を使えれば良い場合は、4kwhの蓄電池でよい場合もあります。
昼間の消費電力7kWh程度をまかなうために、蓄電池を設置するという使い方もあります。

一番良い容量をシミュレーションがおすすめ

ご家庭によって使う電気量が変わりますので、「非常時に何をどのくらい、何時間使うか」をシミュレーションされることをお勧めします!よくわからない!という方もご安心ください。シミュレーションのみでもご相談に乗らせていただいています。

蓄電池のサイクル(蓄電池の充放電の性能)

サイクル数とは、蓄電池の充放電できる回数を表す数字です。高い数字であればあるほど、寿命が長いといえます。(サイクル=耐用年数ではなく寿命の目安とお考えください。)

今は色々な蓄電池があり、サイクル(蓄電池に期待できる寿命)が10000以上と、長持ちする長寿蓄電池も増えています。 例えば、容量が少なくとも、多くの回数充電・放電を繰り返せる蓄電池(サイクル数が多い)であれば、1日2回サイクルを回すことで、実質2倍の活躍をしてくれることになります
購入時はどの蓄電池を購入されてもよく動きますが、10年、15年と使用するうちに差が出てくる部分ですね。

蓄電池購入後のアフターサポート

弊社はメーカーと直接契約をしている正規代理店・特約店で、目に見えない部分の安心もお選びいただけるのが一番と考えています。アフターサポートは、カタチのない安心です。
これも蓄電池選びの大きなポイントと言えるでしょう。単に蓄電池が売れれば良いと考えるとこの部分がどうしても手薄になりがちかもしれませんが、お客様が購入されるのは蓄電池や太陽光パネルではなく、それらを取り入れた快適な暮らしですから、ご満足いただけるよう目に見えないサービスも大切に考えています。

弊社は代理店ですので、有事の際、まずはお客様から営業担当へLINEやお電話でご連絡をいただき、メーカーサポートと連絡をやりとりして、故障やトラブルが解決されるようサポートさせていただいております。

実は、トラブルの際のサービス品質についてはメーカーによって違いもあります。今は海外のメーカーも増え、数年前と比べて安価な蓄電池も増えてきました。蓄電池は「毎日使う機械」ですから、不具合が起きる場合もあります。もちろん、万全を期して検品され、出荷された製品ですが、ご家庭の電気使用状況によりエラーが生じる場合もあります。

万が一の際も、1日も早く安心してお使いいただきたいですので、安心もセットで蓄電池選びをお手伝いできるよう努めております。

蓄電池選びに迷われたら・・・

家庭用蓄電池は、ご購入時は決して安くない買い物ではありますが、最近では20年〜使用し続けられる蓄電池も増えてきました。中長期的な光熱費バランス等をシミュレーションの上、ご家庭の環境に合っていて「快適なくらしにつながる蓄電池選び」をしていただければ、今後の電気代高騰への対策にもなるだけでなく、非常時にも役立ちます。
家庭用蓄電池について最適な製品選びでお悩みの方、詳しくご質問されたい方は、スマエネライフへお気軽にご相談ください。

小冊子「蓄電池で損をしないための5つのポイント」

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・今の売電先からの切り替えを考えているが、選び方がわからない
・実際の売電・買電の量がどうなるかシミュレーションしたい
・固定買取価格の終了(卒FIT)までもう少しのため、早めに見直したい
・我が家の場合は、どの蓄電池を選ぶと良いか知りたい

上記のようなご質問も大歓迎です!

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