蓄電池

蓄電池を設置すると発電量が落ちるって本当?特定メーカーとの相性問題「PID現象」を徹底解説

北海道札幌市をはじめ道内各地で、太陽光発電・蓄電池の販売・施工を行っている設置会社、スマエネライフです。

いつもブログをお読みいただき、ありがとうございます。

「太陽光発電を設置してから10年が経ったので、そろそろ蓄電池を導入して自家消費に切り替えたい」

「せっかく蓄電池をつけるなら、停電時も安心なハイブリッド型が良いと提案された」

「でも、蓄電池を後付けすると太陽光パネルが劣化して発電量が落ちるという噂を聞いて不安になっている」

札幌市や北海道内にお住まいの皆様の中で、このような疑問や不安をお持ちの方はいらっしゃいませんか?

家庭用蓄電池は決して安い買い物ではありません。

災害対策や電気代削減のために導入したはずの設備が原因で、これまで順調に発電していた太陽光パネルが故障してしまっては本末転倒です。

この記事では、札幌市で数多くの太陽光発電・蓄電池工事を手掛けてきた私たちスマエネライフが、多くの販売店があまり語りたがらない「PID現象」について、徹底解説します。

本記事では、蓄電池の追加でパネルが劣化する理由を、メカニズムから解説します。あわせて、絶対に避けるべき危険な組み合わせや、リスクを回避するための具体的な対策も、専門用語をできるだけ使わずにわかりやすくお伝えします。

これから蓄電池の導入を検討されている方は、大切な資産を守るためにぜひ最後まで読んでみてください!

お問い合わせ・お見積
ご相談は無料です!

対象となる方:北海道にお住まいの方

お電話・LINEからのお問い合わせ

お電話・LINEでご相談いただけます。
お急ぎの方は、お電話でご連絡ください。

「これについて聞きたい」
「調べてもわからない」など、
ご購入検討前のご質問も大歓迎です!

*電話受付時間:10:00〜19:00 (火・水は定休日)
土日も受付中!!

メールフォームからのお問い合わせ

*LINE・メールフォームの受付時間:24時間受付中
*無料お見積りの対象となる方:北海道にお住まいの方

なぜ蓄電池の追加で発電量が落ちるのか?PID現象の基礎知識

札幌市や北海道内で太陽光発電を活用されている皆様、蓄電池を検討する際に「相性」を気にされたことはありますか?

実は、蓄電池の導入によって発電量が低下してしまうケースの多くは、「PID現象」と呼ばれるトラブルが関係しています。

まずは、この聞き慣れない現象が一体何なのか、なぜ発生するのかについて、基礎からわかりやすくご説明いたします。

原因の正体「PID現象」とは

「PID現象」とは「太陽光パネルの内部で電気が本来流れてほしくない場所に漏れてしまい、発電に使えなくなる現象」のことです。

本来、太陽光パネルで発電された電気は、決まった経路(電線)を通って家の中へ運ばれます。ところが、パネルに高い電圧がかかり続けるなどの条件が重なると、パネルを保護しているはずの外枠などに電流が漏れ、結果として電圧が下がってしまいます。

これを身近なものに例えると、「古くなった水道ホース」のような状態です。

ホースの先から勢いよく水を出したいのに、ホースの途中に目に見えないほどの小さな穴が無数に開き、そこから水が漏れ出しているために、肝心の出口からはチョロチョロとしか水が出てこないといったイメージです。

見た目にはパネルに異常がないように見えますが、内部では電気が外へ流れ続けてしまうため、太陽の光を浴びても使える電気が大きく減るのです。これが、この現象のやっかいな点です。

また、高温・高湿といった環境やシステム電圧の条件もPIDを進行させる要因になることがわかっています。

劣化の規模とそのリスク

「発電量が落ちるといっても、数パーセント程度なら誤差の範囲ではないか?」と考えてしまう方もいらっしゃるかもしれません。しかし、PID現象の恐ろしさはその「劣化の規模」にあります。

PID現象が発生した場合の出力低下は、20〜30%程度の低下が見られるケースもあれば、条件によってはさらに大きく落ち込む事例も報告されています。

例えば試験条件によっては、平均で50%程度の出力低下が見られたモジュールもあります。最大でそれ以上の低下が報告された例もあり、まれに発電量が半分近くまで落ち込む可能性も否定できません。

システムの能力が大きく低下してしまえば、売電収入が減るだけでなく、自家消費による電気代削減効果も大きく損なわれてしまいます。

よくある勘違いと正しい理解

ここではっきりさせておきたいのは、「蓄電池そのものが悪いのではない」ということです。インターネット上の口コミでは「蓄電池を付けたら発電しなくなった」「ハイブリッドパワーコンディショナは危険だ」という声も目にされることがあるかもしれませんが、これには誤解が含まれています。

最新の蓄電池やハイブリッドパワーコンディショナ自体は、非常に高性能で便利な製品です。問題の本質は、機器個々の性能ではなく、「今使っている太陽光パネル」と「新しい蓄電池(パワーコンディショナ)」の「組み合わせ(相性)」にあります。この相性が悪いときに、PID現象が発生しやすくなってしまうのです。

次章では、どのような組み合わせがリスクを高めるのか、具体的に見ていきましょう。

「危険な組み合わせ」はこれだ!PID現象の発生条件をチェック

前章では、PID現象が「相性の悪い組み合わせ」によって引き起こされる電気の漏れであることを解説しました。

それでは、具体的にどのような設備構成のときに、このリスクが高まるのでしょうか?

札幌市で太陽光発電を長く利用されている方の中には、今回ご紹介する条件に当てはまる方も多いはずです。

ここでは、PID現象が発生しやすい「危険な条件」を3つのポイントに分けて詳しく解説します。

条件1:旧式の太陽光パネル(FIT開始初期の製品)

一つ目の条件は、設置されている太陽光パネルの種類と製造時期です。

特に注意したいのは、2010年から2015年頃、つまり固定価格買取制度(FIT)が始まった初期に設置された太陽光パネルです。

この時期に製造されたパネルの多くは、現在主流となっているPID対策が十分に施される前の設計になっている場合があります。

当時、太陽光発電システムは、パネルとパワーコンディショナの間に「絶縁トランス」という部品が入ったシステムが一般的でした。このトランスがあるおかげで、パネルに過度な電圧負担がかかることは少なく、パネル側で特別な対策をする必要性もそれほど高くありませんでした。

しかし、現在の最新システムではこのトランスを使わない方式(トランスレス方式)が主流です。昔のパネルをそのまま新しいシステムに接続すると、想定外の負荷に耐えられなくなってしまうことがあります。

ご自宅のパネルが設置から10年前後経過している場合は、「PID対策がされていないパネルかもしれない」と一度疑ってみることが大切です。

条件2:トランスレス方式のハイブリッドパワコン

次に注意したいのが、「ハイブリッド型」と呼ばれるタイプのパワーコンディショナや蓄電池です。

これは、太陽光発電と蓄電池の両方を一台で制御できる非常に効率の良いシステムですが、多くが「トランスレス方式」を採用しています。

トランスレス方式とは、その名の通り「トランス(変圧器)」を無くした仕組みです。トランスを無くすことで、パワーコンディショナを小型・軽量化でき、さらに電力の変換ロスを減らして効率を上げることができるため、現在の主流となっています。

しかし、トランスレス方式には、太陽光パネルの回路と大地(アース)との間に高い電圧差を生じさせるという特性があります。

最新の「PID対策済みパネル」であれば、この電圧差に耐えられるように設計されています。

一方で、先ほど挙げた「条件1」の旧式パネルに「条件2」のトランスレス方式パワコンを接続すると、パネルの限界を超えた電圧ストレスがかかり続ける可能性があります。

これが、PID現象を誘発する大きな引き金となるのです。

つまり、「古いパネル」に「最新の高効率パワコン」を安易に組み合わせることが、最もリスクの高い選択肢なのです。

条件3:アース(接地)と回路の相性問題

三つ目の要因は「アース(接地)」との相性です。

本来、アースは漏電を防ぐための安全装置ですが、現在主流の「トランスレス方式」のパワーコンディショナと組み合わせると、回路の特性上、パネル内部に強いマイナス電圧がかかり続けることがあります。

このマイナスの電圧によって、パネルのガラスに含まれるナトリウムイオンなどをセル側に強く引き寄せられ、発電能力を低下させる「PID現象」を引き起こします。

つまり、アースそのものが悪いのではなく、設置環境とパワーコンディショナの電気的な組み合わせが、劣化の進み方を左右する大きな鍵となります。

我が家は大丈夫?リスクを回避して蓄電池を導入する3つの対策

ここまでお読みいただき、「うちは古いパネルだから、蓄電池は諦めるしかないのか…」と肩を落とされた方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、ご安心ください。

リスクがあるからといって、便利で経済的な蓄電池の導入をあきらめる必要は全くありません。適切な方法を取れば、PID現象のリスクをコントロールしながら快適に蓄電池を使うことができます。

ここでは、プロが実践している3つの具体策をご紹介します。

対策①:単機能型蓄電池を選ぶ

蓄電池には、太陽光発電のパワーコンディショナも同時に交換する「ハイブリッド型」と、既存のシステムをそのまま残して蓄電池のみ追加する「単機能型」があります。「単機能型」を選ぶ最大の利点は、現在の発電環境を一切変えずに済むことです。

既存のパワーコンディショナをそのまま使うため、新しい機器による余分な「電圧ストレス」が発生しにくく、PID現象のリスクもほとんど増やしません。

メーカーやパネルの種類を選ばずに比較的安全に導入しやすいため、「今のパネルを大切に使い続けたい」「余計なトラブルは避けたい」という方にとってはリスクの低い選択肢といえるでしょう。

対策②:PID対策済みのハイブリッド機種を選ぶ

「どうしてもハイブリッド型に交換してすっきりさせたい」とお考えの方には、PID現象への対策が施された特定のハイブリッド機種を選ぶという方法があります。

たとえば、パネルと電気回路を物理的に切り離して電圧の影響を遮断する「絶縁トランス内蔵型」や、夜間に逆向きの電圧をかけて蓄積したダメージを軽減する「PID抑制(オフセット)機能」を搭載した機種などがあります。

こうした機能をもつ機種は限られていますが、正しく選べば古いパネルでも安全にシステムを一本化できる可能性があります。機種選定の際には、「PID対策済みのモデルかどうか」「既設パネルと電気的に組み合わせても問題がないか」を、施工販売店に明確に確認することをおすすめします。

対策③:事前診断(現地調査)の徹底

3つ目の対策で、最も重要なのが契約前の「事前診断」です。PID現象のリスクがあるかどうかは、パネルの外観だけでは判断できません。

屋根上のパネルの「正確な型番」と「仕様書(データシート)」を確認し、そのパネルの最大システム電圧やPID耐性などを調べる必要があります。

残念ながら、訪問販売やインターネットの格安通販サイトの中には、こうした細かい仕様確認を行わずに、「どのメーカーでも取り付けできますよ」と安易に販売しようとする業者が存在するという話をお聞きします。

しかし、私たちは必ず現地調査を実施し、既存の設置済みパネルの型番を記録、メーカーの技術資料と照らし合わせて「このパネルにこの蓄電池を接続しても電気的に問題がないか」を検証します。

見積もりの際には、価格だけでなく「うちのパネルとの相性(PIDリスク)は確認しましたか?」と販売施工会社へ聞いてみてください。すぐに明確な根拠を持って回答してくれる会社であれば、安心して工事を任せられるはずです。

まとめ

今回は、札幌市や北海道各地で太陽光発電を設置している皆様向けに、蓄電池導入時の大きな落とし穴になりかねない「PID現象」について解説しました。

蓄電池は、エネルギー価格の高騰への備えや、北海道の厳しい冬の停電対策として、非常に頼りになるパートナーです。しかし、その導入には専門的な知識と、既存設備への深い理解が必要不可欠です。「安かったから」「勧められたから」という理由だけで機種を選ぶと、大切な太陽光パネルにダメージを与えてしまうことがあります。

改めて、今回の重要なポイントを振り返ります。

【本日のまとめ PID現象を防ぐための4ヶ条】

  • 発電量低下の原因
    蓄電池導入後の「出力低下」の正体は、相性の悪い機器同士の接続がもとで起きる「PID現象(電気の漏れ)」です。これを知っておくことがとても大切です。
  • 最も危険な組み合わせ
    2010年~2015年頃の旧式パネルと、トランスレス方式のハイブリッド蓄電池の組み合わせはリスクが高くなります。
  • リスクを回避する方法
    「単機能型蓄電池」を選ぶか、ハイブリッド型にする場合は「PID対策済み(絶縁トランス内蔵等)」の機種を選びましょう。
  • 施工会社選びと最適な機種選び
    見積もり段階で、既設パネルの型番を確認し「メーカーによる相性診断」をしっかり行ってくれる施工販売店を選びましょう。


お客様の大切なパネルを守るためには、こうしたリスクを軽視せず、丁寧な事前確認を行ってくれる専門業者選びが何よりも重要です。

PID現象のリスクは、設置地域や家屋の特性によっても異なり、家庭ごとに状況はさまざまです。そのため、画一的に判断せず、個別の診断を行うことが不可欠です。

私たちスマエネライフでは、札幌市を中心に北海道の住宅事情を熟知した施工販売店として、この事前診断を徹底しております。お客様一軒一軒の設置状況を正確に把握し、PID現象のリスクを回避できる最適な蓄電池システムのみを厳選します。

「うちのパネルは古いけれど大丈夫かな?」「どの蓄電池なら安心して付けられるの?」といった疑問をお持ちの方は、ぜひ一度スマエネライフまでお気軽にご相談ください。専門スタッフが、発電量を守りながら快適に使える最適なプランをご提案させていただきます!

北海道にお住まいの方限定プレゼント

スマエネライフでは、北海道にお住まいの方限定で、太陽光・蓄電池の小冊子を無料でプレゼントしております!ご検討中の方に、購入前に知っていただきたいことをまとめておりますので、ぜひ下記よりご請求ください。

【小冊子】太陽光に関する8つの疑問を解消!

【小冊子】蓄電池で損をしないための5つのポイント

LINEでご相談を受付中です!

友だち追加

・太陽光発電システムと蓄電池同時に導入したい
・すでに太陽光発電システムは導入済みで、蓄電池を追加設置したい
・導入後の売電・買電の量がどうなるかシミュレーションしたい
・固定買取価格の終了(卒FIT)までもう少しのため、早めに見直したい
・我が家の場合は、どの蓄電池を選ぶと良いか知りたい

上記のほか、「これについて聞きたい」「調べてもわからない」といったご購入検討前のご質問も大・歓迎です!

LINEとお問合せフォームからのお問い合わせは、24時間365日受付しています。(ご返信は弊社営業日・営業時間に準じます)

今すぐお問い合わせされる方はこちら

お電話でお問合せをご希望の方はフリーダイヤル

TEL:0800-800-2868

*電話受付時間:10:00〜19:00 (火・水は定休日)
土日も受付中!!

太陽光と蓄電池は専門家の私たちにお任せ下さい

札幌市蓄電池・太陽光発電システムをセットで活用する「自家消費する暮らし」のご提案は、北海道オリンピアにお任せください。アフターサポートにも力を入れており、いつでもお電話やLINEでご相談いただけます。

#札幌市 #石狩市 #当別町 #恵庭市 #江別市 #千歳市 #苫小牧市 #小樽市 #北広島市 #蓄電池 #太陽光発電 #札幌市の蓄電池専門店 #パナソニック #Panasonic #ニチコン #オムロン #OMRON #長州産業 #CIC #田淵電機 #アイビス7 #HUAWEI #札幌 蓄電池 #再エネ省エネ機器導入補助金制度 #LoooPでんき #LoooPでんち #田淵電機 #ENEOS太陽光買取 #ENEOSサンエナジー #スマートハウス #ネクストエナジー #iedenchi-Hybrid #Linocポータブル蓄電池 #FEM-PB800 #FEM-PB1600 #ESS-P1S1 #ドライブリッド蓄電システム #EVパワーステーション #電気自動車対応 #パワームーバー #スマートPVマルチ #smartPVmulti