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蓄電池の運転音って実際どうなの?購入前に知っておきたい騒音リスクと対策

蓄電池の運転音って実際どうなの?購入前に知っておきたい騒音リスクと対策

いつもブログをお読みいただきありがとうございます!最近の札幌は最高気温20〜25度となる日も増え、汗ばむ日も増えてきました。夏はどこまで暑さが続くのか気になりますよね。
電気代高騰や災害への備えとして注目されている「家庭用蓄電池」ですが、これから導入を検討する上で気になるものの一つが「運転音」ではないでしょうか。

「蓄電池って、うるさいのかな?」「夜間に運転音が響いたら眠れないかも…」といった不安を感じる方もいらっしゃるかもしれません。

この記事では、蓄電池の運転音の実態ができるだけわかりやすいように、一般的な家電製品と比較した音量や、音の発生原因と、蓄電池設置後の快適な暮らしを守るための具体的な騒音対策までを徹底的に解説します。

「蓄電池 音」に関して疑問やご不安が解消されるよう情報をお伝えしますので、ぜひ最後までお読みいただけると嬉しいです。

設置前に知っておきたい!蓄電池の音の大きさは?

蓄電池は電化製品ですので、まったくの無音で動くわけにはいきません。ですが、結論からお伝えすると、「騒音問題」となるほどの音量ではありません。

蓄電池のカタログには、騒音レベルがdB(デシベル)という単位で記載されています。単位は耳にされたことがある方も多いでしょう。この単位は、人間の聴覚特性に近い形で騒音レベルを評価したもので、多くの家庭用蓄電池の騒音レベルは、20dBから50dB程度とされています。しかし、この数値を具体的にイメージするのは難しいかもしれません。そこで、一般的な生活音と比較してみましょう。

  • 20dB程度:木の葉の擦れる音、ささやき声
  • 30dB程度:深夜の住宅街、ささやき声より少し大きい程度
  • 40dB程度:図書館、静かな住宅地の昼間
  • 50dB程度:静かな事務所、家庭用冷蔵庫の運転音、エアコンの室外機

上記が目安です。音に敏感な方周囲の住宅に配慮して蓄電池を導入したい方は、カタログの数値をご確認ください。40dB前後の製品は、図書館並みの静かさです。

ただし、カタログでの数値はあくまでメーカーが独自に測定した数値であり、設置環境や個人の感覚によって聞こえ方は異なります。

カタログで蓄電池の音量をチェックする際の注意点としては、測定の実績値が明記されているかを確認してみましょう。実際に皆さんが蓄電池設置後に体感する音は、スペックだけでは判断できない場合もあります。数値上は同じ値でも、音の特性や音の感じ方はメーカーや機種、運転状況によっても変わります。たとえば、高音は耳につきやすく感じたり、振動は壁や床を伝わって響いたりすることもあります。響き方は各ご家庭の家の構造にもよります。

蓄電池から出る音はどのような音?種類は?

蓄電池から発される音にはどのような種類があるのでしょうか?DC/DCコンバーター内蔵タイプの家庭用蓄電池を設置された方からは以下の話を良くお聞きします。

  • 冷却ファン:蓄電池内部の温度上昇を抑えるために、ファンが回転します。特に充放電時など内部で電気エネルギーのやり取りが活発になると、ファンが高速回転し、音が大きくなることがあります。
  • インバーター:太陽光発電システムで発電された直流電気エネルギーを、家庭で使える交流電気エネルギーに変換する装置です。この変換の際に、わずかながら作動音が発生することがあります。
  • リレーの作動音:電力の流れを切り替える際に、リレーという部品が作動し、「カチッ」という音が発生することがあります。これは、運転開始時や停止時、充放電の切り替え時などに聞こえることがあります。

このように、蓄電池の運転音は内部の様々な部品が動作することで発生します。しかし、蓄電池の製造技術は日進月歩で、騒音を極力抑える工夫が各メーカーによってなされています。

騒音リスクを最小限にする対策とは?

蓄電池の運転音はまったくのゼロとはいきませんが、消音性の高い製品選びをすることに加えて、設置場所の工夫で音の影響をできるだけ抑えることもできます。ここでは、快適な暮らしを守るための騒音対策のポイントをいくつかご紹介します。

設置場所が最重要!

  • 屋内設置の場合:できれば、寝室や書斎など、静かに過ごしたい部屋の近くへの設置は避けることをおすすめします。例えば廊下や、階段下スペース、室内の物置スペースなど、ご家族の生活空間とは少し離れた場所に設置することをおすすめします。
  • 屋外設置の場合:屋外に設置することで、室内に音が響くのを防ぐことができます。ただし、北海道は積雪や冬の寒さが厳しい環境ですので、蓄電池が本来の性能を発揮できない可能性が高まり屋外設置にはリスクがともないます。冬以外でも雨風や直射日光にさらされない屋根のある場所を選び、外であっても風除室、玄関フード等であれば、完全な屋外よりは蓄電池への悪影響は軽減されます。寒さ・積雪対策は忘れずに行いましょう。

設置工事の注意点

  • 専門業者への依頼:適切な設置は、騒音リスクを低減する上で非常に重要です。専門知識と経験を持つ業者に依頼し、設置場所の選定をしっかりと相談しながら進めましょう。

  • 設置後の確認:設置完了後には、実際に試運転を行い、異音や振動がないかを確認しましょう。もし気になる音があれば、すぐに販売店へご相談いただければと思います。

蓄電池の音に関するよくあるご質問 Q&A

  • Q. 夜間の運転音は気になりますか?
    • A. 静音性、消音性に優れたモデルを選び、適切な場所に設置することで、ほとんど気にならないという方が多いです。ただし、個人の感覚差や設置環境によって感じ方は異なります。
  • Q. 隣家への騒音の影響はありますか?
    • A. 屋外に設置する場合は、隣家との距離や設置場所によっては影響が出る可能性もゼロではありません。パワコンは屋外(外壁)に設置することがほとんどです。設置をするときは、隣家へできるだけ配慮することが望ましいです。北海道の場合、隣家との距離も一定以上保たれることがほとんどですので、トラブル例はほとんどありません。
  • Q. 運転音が大きくなったと感じたら、どうすればいいですか?
    • A. まずは、取扱説明書を確認し、考えられる原因を探ってみましょう。それでも改善しない場合は、メーカーや設置業者に相談することをおすすめします。

静音性に優れた蓄電池の選び方


これから蓄電池を選ばれるという方には、消音性・静音性に優れたモデルを選ぶことが騒音トラブルを避けるための重要なポイントとなります。以下の点に注意して製品選びを行いましょう。

  • カタログスペックの確認ポイント:製品カタログには、騒音レベルがdB(デシベル)で記載されています。数値が小さいほど静音性が高いと言えます。複数の製品を比較検討し、騒音レベルの低いものを選ぶようにしましょう。
  • レビューや口コミ情報の重要性:実際に製品を使用している人のレビューや口コミは、カタログスペックだけではわからないリアルな使用感を知る上で非常に参考になります。音に関する評価を確認しましょう。
  • 長期的な視点:信頼できるメーカーの製品を選ぶことも重要です。長期間安心して使用するためには、保証内容やアフターサポート体制も確認しておきましょう。海外メーカーはアフターサポートに時間を要することがあります。

まとめ

本記事では、家庭用蓄電池の運転音について、その実際の話や設置場所まで詳しく解説しました。蓄電池の運転音は確かに気になるポイントの一つですが、最新の技術によって静音化が進んでおり、適切な対策を講じることで快適な暮らしと省エネを両立することができます。

この記事を参考に、ご自身の生活環境に合った最適な蓄電池をお選びいただければ幸いです。
そして、電気エネルギーの自給自足という新しいライフスタイルをサポートさせていただければなお嬉しく思います。

北海道オリンピアでは、地元北海道・札幌を拠点に北海道内の気候特性や地域特性を熟知し、お客様一人ひとりに最適な蓄電池選びと設置をご提案いたします。

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