蓄電池

住宅用蓄電池の設置工事はどんな流れ?工事費用や、かかる時間は?

こんにちは。スマエネライフ編集部です!家庭用蓄電池の設置を検討している方にとって、工事の内容や流れ、費用など、知りたい情報は多岐にわたるかと思います。本記事では蓄電池工事の内容や工事にかかる時間、工事後はいつから使用開始できるかについてもお伝えします。これから蓄電池の設置を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

1.工事内容

蓄電池の工事には、次のようなものがあります。

  • 蓄電池を設置するための基礎工事
  • 蓄電池本体の設置(屋内・屋外)
  • パワーコンディショナーの設置(屋内・屋外)
  • 電気配線工事
  • 蓄電池とパワーコンディショナーの接続
  • システム設定
  • 試運転による動作確認

2.工事の流れ

工事の流れは、次のとおりです。

  1. 業者と現地調査を行う
  2. 契約する
  3. 基礎工事を行う(屋内・屋外)
  4. 蓄電池本体とパワーコンディショナーを設置する(屋内・屋外)
  5. 配線工事を行う
  6. 蓄電池の設定を行う
  7. 最終確認を行う
  8. 電力会社・経済産業省へ申請を行う
  9. 受電開始

3.蓄電池の設置場所について

北海道では、冬期の寒さのため原則「屋内設置」をご案内しています。電気は寒さには弱く、例えば、スキー場などに長時間いると、スマートフォンに充電残量があっても動作がうまくしなくなるように、マイナス10度〜20度を下回ると蓄電池は正常に動作できなくなるため屋内設置をご提案しています。

設置する場所は、耐荷重も確認します。蓄電池の重さは、設置場所や蓄電容量、出力によって異なりますが、一般的には屋内タイプで50~170kg程度です。蓄電池の大きさや重さはメーカーや機器によって大きく異なりますので、事前に確認をしておきましょう。一般的な住宅の床構造であれば容量オーバーすることはありませんが、家屋が古い場合や耐荷重が心配なときは販売施工店にご相談ください。

これまでの設置事例では、クローゼット収納や階段下収納に設置されるケースが多くなっています。過度の過熱や結露を避けるために、風通しの良い場所がより理想的です。また、蓄電池は設置だけでなく配線も必要となりますので、家庭内の分電盤や配線、既設の太陽光発電のパワコンの位置なども事前に確認しておくことも大切です。

4.工事にかかる費用

蓄電池の設置・取付費用、配線などの電気工事費用がかかります。
家庭用蓄電池の設置工事費用は、20万円から30万円程度が相場ですが、設置場所により変動することもあります。

5.工事にかかる時間

家庭用蓄電池の設置工事の作業時間は、約半日程度です。こちらも設置場所の条件により多少前後することがあります。

6.工事にかかる資格は?

蓄電池の工事には、蓄電池への配線や分電盤への接続等の手順があり、国家資格である第二種電気工事士以上の専門資格が必要です。保証関係もありますので専門家による工事が必要不可欠です。
少々専門的なお話となりますが、蓄電池の設置工事には蓄電池の施工IDが必要となり、太陽光発電の施工IDとは別で蓄電池の施工IDがメーカー別で必要な場合もあります。施工会社を選ぶ際は、保有資格と実績を必ずご確認ください。

7.補助金制度活用の際のご注意点

蓄電池の設置には毎年度補助金が支給されています。国、都道府県、市町村単位でも補助金は様々なものがあります。併用できる場合と、できない場合があります。(※こちらは過去の記事も合わせてご覧ください。)

補助金の支給条件は様々です

補助金を受けるには、設置価格(目標価格)を一定の金額に抑える必要があるものと、そうではないものがあります。お客様が蓄電池の購入と設置を販売施工店にお申し込みになる際に、補助金制度が該当する場合は販売施工店から説明やご提案があるはずです。

ただし補助金は締切が決められていることがほとんどで、先着順の場合は期限前でも支給が終了する場合があります。毎年5月以降から順次受付開始し、秋口頃に終了するケースが多くなっています。

補助金の入金タイミング

また、補助金の入金タイミングは工事完了後です。工事完了後に写真・必要書類を準備、提出し、承認後に入金となります。申請にあたっては「工事完了届」の期限もありますので、期限までに工事が未完了の場合、補助金が出ないこともありますから注意が必要です。

早めのお申し込みが◯です

ご依頼が混み合った場合、お申し込みから製品調達〜工事までに数ヶ月の待ち時間が出る場合もよくありますので、早めに事前に販売施工店にご相談いただくことをおすすめします。

8.電力会社等への申請

蓄電池の施工が完了するとすぐに蓄電池を利用開始できるわけではありません。設置後には、電力会社へ申請と経済産業省の申請を行う必要があり、経済産業省の申請には一定の時間がかかります。こちらの許可が受理されないと売電をすることができませんので、設置後しばらくお待ちいただく必要があります。

販売施工店がお客様にかわって代理申請を行いますが、お客様に全ての書類をご準備頂く必要がありますので、ご協力をお願いしております。申請に必要な書類としては、委任状や印鑑証明、(住民票or免許証)銀行口座、また登記簿謄本等も必要な場合があります。

まとめ

蓄電池の設置には、基礎工事、蓄電池本体とパワーコンディショナーの設置、電気配線工事、システム設定、試運転による動作確認が含まれ、工事後は電力会社・経済産業省への申請、受電開始の順に進みます。

設置場所は、北海道では冬期の寒さのため、本来の蓄電池の性能を発揮するために屋内設置が推奨されます。これまでの例ではクローゼットや階段下収納へ設置されることが多くなっています。設置工事費用は20万円から30万円程度が相場ですが、設置場所により変動します。

蓄電池の設置後には電力会社と経済産業省への申請が必要で、許可が受理されるまで売電はできません。申請には委任状や印鑑証明などの書類が必要です。また、補助金を活用される際は金額の条件もあり、活用される際は設置後の入金となります。

蓄電池は床への接地面積は縦横50cmほどですので、工事が簡単に完了するイメージをお持ちの方もおられたかもしれませんが、本記事をお読みいただいて意外と行うことが多く驚かれた方もいらっしゃるかもしれません。安全に長く蓄電池をご活用いただくためにも事前準備が大切です。

蓄電池を設置開始したいと思われましたら、具体的にいつ頃、どのような流れになるのか、詳しいことは販売施工店にお尋ねください。

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