蓄電池

蓄電池でよく見る単位「kWとkWh」の違いとは?【知っておきたい基礎知識】

札幌市の太陽光発電・蓄電池設置・施工会社の北海道オリンピアです。

蓄電池・太陽光の情報をお届けしている本サイト「スマエネライフ」のブログをお読みいただき、ありがとうございます。

今回の記事では、蓄電池の購入をご検討の方に向けて、太陽光発電システムと蓄電池選びの際、よく出てくる単位の「kW」と「kWh」の違いについてお伝えします。

この2つは、蓄電池選びで情報を調べるとよく出てくる単位です。それぞれの違いを理解しておくと、蓄電池選びの際もみなさんの日常生活の電気の使い方と結びつけて考えやすくなりますので、ぜひ最後までお読み頂き蓄電池選びの参考にしていただければと思います。

「kW」と「kWh」の読み方

「kW」はキロワット、「kWh」は、キロワットアワー、と読みます。どちらも、電気の単位です。

kW(キロワット)と、kWh(キロワットアワー)の違いとは?

この2つはどちらも電気を扱う際に使う単位です。

まず、kW(キロワット)は、「その瞬間の消費電力(または出力)」を表します。

1kW(キロワット)=1000W(ワット)です。

太陽光発電でのkW(キロワットアワー)は、パネル容量(最大発電出力)、つまり発電量を表すときに使われます。
同様に、パワコン出力(パワコンから出る最大出力)の単位も〇〇kWと表します。

一方、kWh(キロワットアワー)は、使った時間トータルの消費された電力(または蓄えられた電力)のことを表します。

電気代の明細書や電気代の明細管理アプリには、1ヶ月の電気使用量(〇〇kWh)と記載されていますから、ご覧になったことがある方も多いかと思います。

例えば1000W(ワット)=1kWのオイルヒーターを2時間使うと、1kW×2時間で、消費電力量は2kWhとなります。

絵で見る「kW」と「kWh」の違い

この2つは、水の出る蛇口とバケツに例えられます。蛇口の大きさ=直径を消費電力kWと置き換えると、直径が大きければ一度に出る水の量もそれだけ多くなります。これを電気で考えると、蛇口(kW)が大きいほど、消費電力も大きくなります。

ドライヤーや電気ケトルであれば1200W、家庭用の電子レンジは500W、1000Wなどがあります。短時間で多くの電力を使う電化製品は、当然ワット数が高くなります。これはつまり、1秒間に消費する電気エネルギー(消費電力)が多いことを意味します。

一方で、蛇口から出て「バケツに貯まった水の量」が消費電力量kWhです。直径の大きい蛇口で長い時間水を出せば、バケツに貯まる水の量も多くなります。同じように、消費電力の大きい電化製品を長い時間使えば、消費電力量も多くなります。

太陽光・蓄電池選びの際に確認したい「kW」と「kWh」の数値

先程も触れましたが、kWは「瞬間的な出力」、 kWは、「瞬間的な電力の出力を示す単位」でした。太陽光・蓄電池ではどうなるかについてみていきましょう。

kWは蓄電池がどれだけの電力を一度に供給できるかを示します。高出力の蓄電池は、短時間で多くの電力を供給できるため、大型の家電製品の使用にも適していると言えます。

kWhは「蓄電池の容量」を示します。つまり蓄電池がどれだけのエネルギーを蓄えられるかを表しています。

例えば、10kWhの蓄電池は、1kWの電力を10時間供給できる容量があります。蓄電池の容量が大きいほど、長時間にわたって電力を供給できるため、停電時のバックアップ電源としても有効に使うことができます。

他にも、蓄電池は「発電量」、「自家消費量」、「余剰電力量」、「売電量」などを表す際にkWhが使われます。経済効果シミュレーションの際にも必要な単位ですので、ぜひ覚えてみてください。

また、太陽光発電システムと組み合わせて使うときは、使用するパワコンの出力(例:4kWの出力など)と、太陽光パネルの発電出力(例:4kW、6kWなど)との兼ね合いでどれだけの電力を使えるか(出力できるか)が決まりますので、ご自宅のシステム選びの際は蓄電池のだけでなく電気の使い方に見合った内容でシステムを考えたいところです。

まとめ

今回の記事では、太陽光発電や蓄電池の導入をご検討の方向けに、太陽光発電と蓄電池でよく使う単位の「kW」と「kWh」についてお伝えしました。
太陽光発電や蓄電池のシステム構成を考えるときは「kW」を、発電のシミュレーションをしたり、経済効果を考えるときは「kWh」を使います。この記事が蓄電池、太陽光発電システムを選ぶ際の参考になれば幸いです。

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