「蓄電池を検討しているけれど、保証や補償は?トータルでどれくらいコストがかかるのかわからない…」「メーカーによってどんな違いがあるの?」「施工方法で工事費用費が変わるの?」そんなお悩みや疑問をお持ちではないでしょうか。
蓄電池の導入コストは主に以下の要素によって決まります。
この記事では、家庭用蓄電池に関して
- 蓄電池導入時のコストの内訳について
- 保証と補償の違い
- メーカー別の保証内容
など、蓄電池の施工時のコストにまつわる情報をお届けします!
蓄電池の本体価格
蓄電池導入の際は、まずは「どの蓄電池を選ぶか」でコストが決まります。メーカー、容量や機能によっても大きく異なりますが、一般家庭用蓄電池(5.0kWh~16kWh)の相場は、およそ120~250万円前後です。(記事公開日時点の情報です)
容量
一般的に、容量が大きいほど価格も高くなります。※容量別の本体価格については別の記事も合わせてご覧ください。
単機能orハイブリッド
単機能型とハイブリッド型では、1台のパワコンで太陽光発電システムと蓄電池の両方を制御できて高機能なハイブリッド型の方が高価です。
特定負荷or全負荷
ハイブリッド蓄電池の中には『特定負荷タイプ』と『全負荷タイプ』があります。全負荷型は家全体の電力をバックアップし、停電時でも備え付けの照明やコンセントをいつもの生活とあまり変わらず使えるため、安心感があります。全負荷型と特定負荷型では20万円から30万円の価格差がつくことが多くなっています。
国内メーカーと海外メーカーでも違いあり
国産メーカーと海外メーカーの蓄電池では、価格や保証内容に違いがあります。国産メーカーは、長期保証やアフターサービスが充実していることが多く、信頼性が高いとされています。一方、海外メーカーの蓄電池のなかには価格が比較的安価なものもありますが、保証内容やアフターサービスの品質に差が出る場合があります。
蓄電池の工事費用
蓄電池の導入には、本体価格だけでなく工事費用も重要な要素となります。工事費用は、設置場所や条件によって大きく変動するため、事前にしっかりと確認しておくことが大切です。以下では、蓄電池の工事費用について詳しく解説します。
工事費用の内訳
家庭用蓄電池の設置工事費用は、20万円から30万円程度が相場とされています。道内は冬の積雪と日中の寒暖差があるため、基本的には屋内に設置するケースがほとんどです。設置場所の条件によっては掲載した以上の費用がかかることもあります。例えば、屋外設置でコンクリート基礎が必要な場合や、配線が長くなる場合などです。
蓄電池の工事費用は、設置場所や条件によって大きく変わるため、事前にしっかりと確認いただくと安心です。わからない点や詳細については、販売店に確認してください。
保証と補償の違いとは?知っておくべきポイント
蓄電池は長く使うものですから、買った後の保証も気になりますよね。
蓄電池には保証と補償があり、それぞれ似ているようで異なる概念です。
保証は、製品の故障や不具合に対する修理や交換を提供するもので、一定期間の間、使用できることを保証するものです。これは、通常はメーカーが提供します。保証内容と期間は、メーカーによって異なり、別途費用を払うことで長期の保証をつけられるメーカーもあります。
一方、補償は、製品の使用中に発生する損害や事故に対する保険のようなものです。災害などで商品に損害が出た場合に、「補填して償う」ことを意味します。
蓄電池のご購入時には、これらの違いを踏まえてもっとも納得できる内容の蓄電池と保証プランを選ばれることをおすすめします。
2種類ある保証 機器保証と容量保証
蓄電池の保証には、2種類があります。機器保証と容量保証で、2つの違いは以下のとおりです。
機器保証・・・蓄電池本体と周辺機器の保証
容量保証・・・蓄電容量の保証
なお、保証の対象となる周辺機器・部品と対象期間はメーカーごとに異なります。一般的には保証期間は10年から20年、容量は50%から60%です。
多くのメーカーは、1日1サイクルの使用が保証の前提条件となり、これを超えて使用した場合は保証の対象外となる場合がありますので注意が必要です。保証対象外になる部分は自己負担が発生しますので、事前に適用範囲の確認はしておきましょう。
自然災害などの際の「補償」の内訳
自然災害補償は、自然災害で生じた損害を「修理または代替品」でカバーする制度です。
自然災害が原因で故障した製品は製品保証の対象とはなりませんが、その代わりに「自然災害補償」で対応できる場合があります。
火災、破損、落雷、風災、ひょう、雪災、盗難、水害など、起こり得るリスクへの補償や機器保証についてご希望に合わせて選択できます。メーカー、購入プランにより補償内容は変わります。
主要メーカーの保証内容の違い
蓄電池は長く使う製品ですから、保証の対象部品と保証期間をしっかり確認しておきたいものです。また、容量保証については、保証期間と保証される容量がどれくらいあるのかを事前に確認してみてください。
メーカーの例を挙げると、長州産業は20年の長期保証を提供しており、例えば15年でパワコンが壊れてしまっても、無償で修理してもらえるメリットがあります。
シャープや京セラなどの主要メーカーもそれぞれ独自の保証プランを提供しています。購入前に各メーカーの保証内容を比較し、販売店に確認しておくことが重要です。蓄電池の人気メーカーの保証期間や内容を、以下の表にまとめました。ぜひ比較の参考にしてください。
長州産業
・15年保証
・20年保証
※保証対象機器に限る
パナソニック
10年保証
※保証対象機器に限る
※有償で5年保証延長
ニチコン
10年保証
※保証対象機器に限る
※有償で5年保証延長
オムロン
15年保証
※容量保証は、15年後初期容量の60%以上
シャープ
10年保証
※保証対象機器に限る
※有償で5年保証延長
京セラ
・蓄電池本体は15年保証
・リモコンは5年保証
長期保証を付加すると経済的な負担を減らせる可能性も
メーカー保証は以前までは10年ほどが一般的でしたが、最近ではつけられる保証が長期化してきました。蓄電池のパワコンがハイブリッドパワコンの場合は、故障すると修理費用が40万〜50万円ほどかかることがあるため、長期補償があると経済的な負担の軽減が期待できます。
これらのポイントを考慮することで、蓄電池の導入コストをより正確に見積もることができます。長期的な視点で考えると、長期補償を選ぶことが結果的にコストパフォーマンスの向上につながるはずです。
まとめ
蓄電池の導入コストは、本体価格、工事費、そしてメーカー別の保証や補償によって決まります。各メーカーの保証内容や補償の範囲をしっかり確認し、ご自身に合ったプランを選ぶことが重要です。メーカー保証の内容は、長期的なコストパフォーマンスに大きく影響します。
本記事をお読みいただくことで蓄電池の選び方や導入コストについてのギモンが解消され、最適な選択をするための参考になれば幸いです。ご不明点やメーカーごとの詳細については、下記へお気軽にお問い合わせください。
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