蓄電池導入を検討する際に、気になるポイントのひとつが値段ではないでしょうか。何度も購入するものではないため、値段が安いばかりではなく、支払う費用に見合った品質のものを購入したいとお考えの方も多いことと思います。
購入を検討する際はやはりその価格の理由も気になるところかと思います。この記事では、蓄電池の本体のおよその価格相場と、どのように値段が決められているのかについて解説します。
蓄電池の値段はどう決まる?
蓄電池の値段は、大きく分けると以下によって決まります。
・容量
・機能
・パワーコンディショナのタイプ
また上記に加えて、メーカーによる違いもあります。ただし、単純に比較が難しい点は注意が必要です。容量や機能が全く同じものが全メーカーから出ているわけではないからです。
蓄電池そのものの価値に加えて、ソフト面(蓄電池以外の、目に見えないサービス)の価値やコストに対する企業努力、ブランドの知名度なども様々ですから、それが値段の違いにも現れます。今回はこちらについては詳しく触れていませんが、蓄電池そのものの種類と値段について、参考にしてみてください。
一般家庭用の蓄電池のおよその値段は?
一般家庭用蓄電池(5.0kWh~16kWh)の価格相場は、およそ120~280万円(税別)ほどが目安です。蓄電池キロ単価(13~20万円/kWh)が目安です。
他にご注意いただかなければならない点は、蓄電池を導入する際には、本体価格以外にも別途費用がかかるという点です。

▲蓄電池の設置時点でかかる主な費用は、本体価格+設置費用&電気工事費用です。
メーカー・容量・工事方法などによっても価格は増減します。また、今回の記事では詳しく触れていませんが、設置後の保証年数を任意の長さに延長(例:20年保証など)する場合は、その分かかる費用が増えます。
①蓄電容量による値段の違い
これは最もわかりやすい違いかもしれません。蓄電池は容量の大小で値段が大きく変わります。それゆえどの容量を選べばよいかわからず決めかねているという方は、次を参考にされてみてください。
蓄電できる容量は、使用する電化製品の出力(W)と使用時間(h)を掛け合わせた値(kWh)で求めることができます。
【蓄電池の容量の計算式】
W(出力)× H(時間)= kWh(電力量)
蓄電池は、容量が大きいほど長時間使用できます。最初は想像しにくいかもしれませんので、参考例を挙げてみましょう。一般的なご家庭で、人数に見合う容量の目安は、次の通りです。
・〜5kWh→低容量タイプ(300kWh/月)2名
・5~10kWh→中容量タイプ(450kWh/月)3~4名
・10kWh~16kwh→大容量タイプ(500kWh/月)5人以上
蓄電池の容量を選ぶ際は、家庭での太陽光発電の発電量や、月々の電気使用状況を考慮してお考えいただくと失敗しにくいです。
【蓄電池の容量の選び方】
消費電力の大きい電気製品を長時間使用する場合は、容量が大きい蓄電池が必要です。
オール電化のご自宅にお住まいの方は特に大きめの容量ですと安心です。
大容量の蓄電池であればあるほど良いとは限りません。読者の皆さんの普段の生活のあり方が蓄電池選びの出発点であり、ご家族の生活に見合ったものを選ぶことが大切です。
電気使用量のピーク時(一日の中で一番電気を使う時間に、どれくらい電気を使えるか?)に安心できる電気量はどのくらいでしょうか。非常時のバックアップとしての使用を考慮する場合、やや大きめの容量を選ぶことも一つの方法です。
②負荷タイプによる値段の違い
「停電時に家の電気をどのくらい使えるか」を示す、「負荷タイプ」によっても値段が変わります。
一つは、停電時に家の全ての電気を供給できる全負荷タイプです。もう一つは、特定の場所(台所の冷蔵庫とか)電気を供給できない特定負荷タイプです。こちらは、ブレーカーの横にある小さいブレーカー1個で制御できる範囲の電力のみ、停電時に使用できます。全負荷タイプのほうが、値段は高くなります。
③単機能型かハイブリッド型かによる値段の違い
蓄電池を制御するパワーコンディショナーの種類が単機能型か、ハイブリッド型かによっても値段に差がつきます。
単機能型蓄電池は、家庭用蓄電池の充放電にのみ特化したパワーコンディショナがついている蓄電池です。別途、太陽光発電を導入する場合は別途太陽光発電用のパワーコンディショナが必要です。既に太陽光発電システムを導入されており、まだそちらのシステムが新しいうちは太陽光発電のパワーコンディショナーが故障するリスクも低いと考えられるため、このタイミングで蓄電池を導入するのであれば、単機能型の蓄電池を選ぶ形で良い可能性があります。
一方で、太陽光発電システムと蓄電池を同時に導入する場合や、太陽光発電システムの導入後から時間が経過していてパワコンの入れ替え時期が近い場合には、次に示すハイブリッド型の方が都合が良い場合があります。
ハイブリッド型蓄電池は「太陽光発電」と「蓄電池」を1台で制御できるパワコンがついたタイプの蓄電池です。省スペースで初期費用を抑えられる点も魅力で、停電時に太陽光発電で発電した電気を家庭で使いながら、蓄電池への充電も行えます。
2つの値段は、単機能型<ハイブリッド型の傾向です。
③運転機能や制御に関する機能の値段の違い
自立運転機能の有無
停電時に電力会社からの供給路を遮断し、蓄電池と太陽光からの供給に切り替える機能がついているパワーコンディショナがついた蓄電池もあります。
自動に切り替わるタイプでは停電を検知した約5秒後に切り替わり、有事の際に、懐中電灯を使って切り替える手間がなく、いつもどおりの生活が守られます。
④蓄電池メーカーによる値段の違い
こちらも皆さんご想像のとおりで、メーカーの商品別で値段が違います。
2025年現在で蓄電池メーカーは65社以上存在しています。下記は、有名メーカーの一例です。
・ニチコン
・シャープ
・長州産業
・オムロン
・ダイヤゼブラ電機(元:田淵電機)
・パナソニック
・京セラ
・伊藤忠商事
・住友電工
メーカー比較にあたって、全メーカーで全く同じタイプ・機能・同容量の蓄電池が出ているわけではないため、あくまでも参考情報としてご覧ください。実際には容量や蓄電池のタイプ、停電時に電気がどう使えるか?(全負荷または特定負荷)、メーカーのアフターサービス面など様々な面から検討されることをおすすめします。
各メーカーにより色々な特長がありますので、その一部をご紹介します。
吉田→こちらの記事参照しました。https://www.solar-partners.jp/contents/87831.html#back
・パナソニック
パナソニックは業界で初めて、いわゆる「ハイブリッド型蓄電池システム」を、住宅用創蓄連携システムという名前で発売したメーカーです。また、V2H(Vehicle to Home)蓄電システム「eneplat」を開発しており、太陽光発電や電気自動車と連携してクリーンエネルギーを循環させる使い方を提案しています。
蓄電池の価格相場は商品ごとにそれぞれ異なりますが、蓄電池容量3.5kWh〜6.3kWhで140万円(税別)〜です。(※記事執筆時点/変動する可能性があります)
・シャープ
ハイブリッド蓄電池の販売実績が国内でトップクラスのメーカーです。6kWh以上の中容量以上の商品ラインナップが豊富で、価格は、蓄電池容量6.5kWh〜15.4kWhでおよそ120万円〜(税別)です。蓄電池のタイプはすべてハイブリッド型、停電時利用(全負荷または特定負荷)のタイプによって価格が異なります。
・京セラ
クレイ型リチウムイオン蓄電池内蔵システムを採用しており、安全性と長寿命がユーザーから評価されています。単機能型とハイブリッド型の両方があります。値段幅は5.5kWh〜16.5kWhで120万円(税別)〜です。
・ニチコン
ニチコンは幅広いニーズに対応しており、高い蓄電性能を備えています。蓄電池のラインナップが幅広く、単機能・ハイブリッド型から選べるだけでなく、V2Hを組み合わせたトライブリッド蓄電システムも人気です。停電時に家中の電気をいつもどおり使用できる「全負荷型」タイプ、かつ9kWh以上の容量の大きな蓄電池も人気です。9.9kWh〜16.6kWhの蓄電池の価格相場は、200万(税別)〜です。
※2024年時点での情報です。
・オムロン(長州産業)
体重計や血圧計などの健康ケア商品で有名なオムロンも、家庭用蓄電池を製造しています。
長寿命で安全、衝撃に強い蓄電池の開発が得意で、ユーザーから支持されています。6.5kWh、9.8kWh、16.4kWhの3種類があり(記事作成時点)、価格は150万円(税別)前後〜です。製品のバリエーションの幅が広く、内容・価格帯様々なものがあります。
まとめ
最後になりましたが、蓄電池の値段は、蓄電池本体価格と設置費用、電気工事費用で決まります。蓄電池そのものの値段の違いは、
①蓄電容量
②負荷タイプ
③単機能型かハイブリッド型か
③運転機能の有無
④蓄電池メーカー
上記のうちいずれを選ぶかによって決まります。商品によって100万円単位で値段に差がありますが、高い理由、安い理由がそれぞれあります。
みなさんは蓄電池を選ばれる際、何を重視されたいでしょうか。ご家族の暮らしの中に取り入れていくものですから、蓄電池にどこまで仕事を求めるかによって、選ぶべきものは変わります。失敗しない蓄電池選びのために、情報を見極めていただく必要があり、金額だけで選ぶと色々な落とし穴もあります。
譲れないポイントは何か、その観点からもこの記事が参考になりましたら幸いです。
なお、今回の記事では触れていませんが、機能的な面の他にも、蓄電池の寿命の長短(サイクル数、何回充放電できるか)や、保証の長短も気になる点ではないでしょうか。そちらはまた別の記事でもお伝えしていきます。
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